(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
xml_parser_set_option — XML パーサのオプションを設定する
XML パーサのオプションを設定します。
parser
オプションを設定する XML パーサへのリファレンス。
option
設定するオプション。以下を参照ください。
次のオプションが利用可能です。
オプション定数 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
XML_OPTION_CASE_FOLDING |
bool | XMLパーサの大文字変換 を有効にするかどうかを制御する。デフォルトで有効。 |
XML_OPTION_PARSE_HUGE |
bool | 10 MB を超えるドキュメントの解析を許可する。 この設定は DoS 攻撃に繋がる可能性があるため、 ドキュメントサイズに制限を設けている場合にのみ有効にすべきです。 libxml2 を使用している場合のみ利用可能です。 |
XML_OPTION_SKIP_TAGSTART |
integer | タグ名の最初の何文字を読み飛ばすかどうかを設定する。 |
XML_OPTION_SKIP_WHITE |
bool | 空白文字からなる値を読み飛ばすかどうかを設定する。 |
XML_OPTION_TARGET_ENCODING |
string |
XML パーサについてどの ターゲット
エンコーディング を使用するかを設定する。デフォルトでは、
xml_parser_create() により使用されたソース
エンコーディングと同じエンコーディングが設定されます。
サポートされるターゲットエンコーディングは、
ISO-8859-1 , US-ASCII ,
UTF-8 です。
|
value
そのオプションの新しい設定値。
無効な値を option
に渡すと、ValueError がスローされます。
PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、
無効な値を option
に渡すと E_WARNING
が発生し、false
を返していました。
バージョン | 説明 |
---|---|
8.4.0 |
XML_OPTION_PARSE_HUGE が追加されました。
|
8.3.0 |
value パラメータは、
boolean の値を受け入れるようになりました。
XML_OPTION_CASE_FOLDING
と XML_OPTION_SKIP_WHITE が
boolean の値を受け入れるようになっています。
|
8.0.0 |
引数 parser は、
XMLParser インスタンスを期待するようになりました。
これより前のバージョンでは、有効な xml resource が期待されていました。
|
8.0.0 |
option が無効な値の場合、
ValueError がスローされるようになりました。
|